香南市赤岡町の本町・横町商店街で、大切に保管されてきた絵屏風を鑑賞する祭り「土佐赤岡絵金祭り」が、7月16日（土）・17日（日）に開催されます。

   幕末の絵師「絵金」こと広瀬金蔵が描いた芝居絵屏風23点が、日が暮れる頃家々の軒先に並べられます。揺らめくロウソクに屏風絵が照らされ、会場は妖艶な雰囲気に。祭り期間中は、絵金の資料を展示した「絵金蔵」が夜間開館されるのをはじめ、土佐の民俗芸能として評価の高い「土佐絵金歌舞伎」が弁天座で披露されます。

　さらに、7月5日(火)から18日(月・祝)まで、絵金の描いた芝居絵の下絵などの白描画展もあるので、極彩色の芝居絵とは一味違う絵金の世界を楽しんでください。